ホーム > テーマ別情報 > 安全農産物生産 > 農作物有害動植物発生予察情報 > 2020年度の農作物有害動植物発生予察情報 > 令和2年度病害虫発生速報第13号(ハスモンヨトウ)【病害虫防除所】
掲載日: 2020年8月26日
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ハスモンヨトウの被害に注意!
(1)8月4半旬までのフェロモントラップにおける誘殺数は、県予察圃場(山形市)で多く、地区予察圃場(鶴岡市)でやや多い。
(2)8月中旬以降、だいず、かき、秋冬ねぎ等で幼虫による被害や卵塊が確認されている。
(3)向こう1か月の天候は、気温が高く、降水量は少ないと予報されており、今後も本種の活動に好適な条件が続き、幼虫による被害の多発が懸念される。
(1)本種は広食性で、畑作物、果樹、野菜、花き等、多くの作物を加害するため、圃場をよく見回り、早期発見に努める。
(2)卵は卵塊で産み付け、ふ化した幼虫は2~3齢期まで集団ですごし、葉の表皮を残して白色のカスリ状に食害する。
卵塊やふ化直後の幼虫の集団が見られる葉は取り除き、適切に処分する。
(3)薬剤防除を行う場合は、幼虫の齢期が進むにつれ防除効果が低下するため、若齢幼虫期に、薬液が葉裏までかかるようていねいに散布する。
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