果樹カメムシ類の注意報発表！！【病害虫防除所】

1　病害虫名

果樹カメムシ類（クサギカメムシ・チャバネアオカメムシ）

2　対象地域

県下全域

3　発生量

多い

4　注意報発表の根拠

• ア.6月後半の巡回調査（6月23日～25日）の結果、りんご、おうとう、ももなど果樹全般で果樹カメムシ類の被害が確認されている。
• イ.巡回調査地点や県予察圃場において、クサギカメムシ及びチャバネアオカメムシの成幼虫の寄生や卵塊が高い頻度で確認されている。
• ウ.向こう1か月の天候は、気温が高く、降水量は平年並か多いと予報されており、果樹カメムシ類の活動が活発になることが予測され、今後も被害が増加すると推測される。

5　防除対策

• ア.果樹カメムシ類の園内への飛来は、気温や湿度が高い日に多くなる傾向があるので、園内を十分に見回り、寄生状況や被害果の発生状況に注意する。また、成虫の園内への飛来は長期にわたり、7月下旬頃から新成虫も発生して密度が高まるため、成幼虫の寄生や卵塊を見逃さないように定期的に園内を見回る。
• イ.園内で成幼虫の寄生や卵塊、被害果が確認される場合は、薬剤散布を行う。
• ウ.薬剤の選定に当たっては「山形県病害虫防除基準」を参照し、カメムシ類に効果のある剤で防除を実施する。

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注意報第3号（PDF：443KB）