令和8年度病害虫発生速報第3号(野菜花き共通 オオタバコガ、シロイチモジヨトウ)
オオタバコガとシロイチモジヨトウの誘殺数が急増!
早急に圃場を見回り、防除の徹底を!
発生概況及び今後の予報
- オオタバコガは、フェロモントラップ(寒河江市、酒田市、以下PT)における5月下旬以降の成虫の総誘殺数がやや多く、7月前半の巡回調査等において、メロンや小ぎくで幼虫の寄生及び被害が確認されている。
- 7月3半旬の前線の通過に伴い、PTにおけるオオタバコガ及びシロイチモジヨトウの誘殺数は、いずれも急増している。
- 向こう1か月の気温は高いと予報されており、今後も増殖及び活動が活発になると見込まれ、被害の増加が懸念される。
防除対策
- オオタバコガは、野菜、花き等多くの作物を加害し、果実、花蕾、新芽等の内部に潜り込んで食害するため、圃場をよく見回り、早期発見に努め、幼虫が生息している場合は放置せず適切に処分する。
- シロイチモジヨトウは、卵塊で産卵し、孵化後の幼虫はねぎの葉の先端を加害後、徐々に圃場全体に分散するため、圃場をよく見回り早期発見に努め、卵塊や被害葉、幼虫は見つけ次第取り除き適切に処分する。
- 薬剤散布は、幼虫の齢期が進むにつれ防除効果が低下するため、見つけ次第速やかに散布する。既に中齢から老齢の幼虫が見られる圃場では、特にチョウ目に効果の高い薬剤を選定する(「山形県病害虫防除基準」参照)。
- 株全体に十分に薬液を付着させるため、作物ごとの生育ステージに応じた十分な薬液量でていねいに散布する。
- 薬剤散布後も圃場をよく見回り、幼虫が生きたまま多く見られる場合には、直ちに異なる系統の薬剤を散布する。特にチョウ目に効果のある薬剤を繰り返し使用している場合は、薬剤抵抗性の出現を防止するため、異なる系統による輪用散布を徹底する。
- 今後も台風や低気圧の通過に伴い多飛来することが予想されるので、通過後も注意深く圃場を見回るとともに、発生予察情報等により発生動向の把握に努める。
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発生速報第3号(野菜花き共通 オオタバコガ、シロイチモジヨトウ)(PDF:329KB)