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掲載日: 2024年8月9日

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令和6年度病害虫発生速報第7号(畑作物・園芸作物共通 シロイチモジヨトウ・ハスモンヨトウ)

シロイチモジヨトウ及びハスモンヨトウの被害を確認!
圃場をよく見回り、被害初期に防除を!

発生概況

  1. フェロモントラップ(PT)におけるシロイチモジヨトウの誘殺数は7月5半旬~6半旬にかけて急増しており、ハスモンヨトウのPTでも8月1半旬まで断続的に誘殺が確認されている。
  2. 8月前半の巡回調査(8月5~7日)の結果、ねぎでシロイチモジヨトウ及びハスモンヨトウの幼虫による葉の食害が確認され、被害の発生時期が早まっている。
  3. 向こう1か月の気温は高いと予報されており、シロイチモジヨトウやハスモンヨトウの増殖や活動が活発になると推測され、被害の増加が懸念される。

防除対策

  1. シロイチモジヨトウやハスモンヨトウは広食性で、畑作物、野菜、花き等、多くの作物を加害するため、圃場をよく見回り、早期発見に努める。
  2. 卵塊や、幼虫が寄生している葉は見つけ次第取り除き、適切に処分する。
  3. 薬剤防除を行う場合は、幼虫の齢期が進むにつれ防除効果が低下するため、若齢幼虫期に薬液が株全体に十分付着するようていねいに散布する。
  4. 今後も台風や低気圧の通過に伴い多飛来することがあるので、発生動向に十分注意する。

↓pdfはこちらをクリック↓

発生速報第7号 (PDF:882KB)

お問い合わせ

病害虫防除所