令和6年度病害虫発生速報第2号(おうとう オウトウショウジョウバエ)
オウトウショウジョウバエの活動が早まっています。
遅れずに防除を徹底してください!
発生概況及び今後の予報
- 山形市みのりが丘のヤマザクラに設置したベイトトラップ(ハチミツと日本酒の混合物)におけるオウトウショウジョウバエの初誘殺時期は5月2半旬(8か年平均: 5月6半旬)で早く、5月4半旬までの総誘殺数は7頭(8か年平均:1.0頭)と多い。
- 園芸農業研究所(寒河江市)におけるおうとうの生育は平年より5~7日早く、収穫時期が早まると予想される。
- 向こう1か月の天候は、気温が高いと予報されており、オウトウショウジョウバエの活動が活発になると予想される。
防除対策
- おうとうの生育が早まっているため、遅れずに薬剤防除を実施する。
- オウトウショウジョウバエによる被害果は、果実の重なりあった部分に見られることが多いので、園内をこまめに観察し、被害果は直ちに摘み取り適切に処分する。
- 薬剤の選定に当たっては「山形県農作物病害虫防除基準」を参照し、使用した薬剤の残効期間内に収穫が完了しない場合は、さらに追加の散布を行う。
- 収穫に当たっては樹上に果実を残さないようにし、園内の清掃を図る。
↓pdfはこちらをクリック↓
発生速報第2号(おうとう オウトウショウジョウバエ)(PDF:161KB)