閉じる

ホーム > テーマ別情報 > 病害虫防除所 > 病害虫防除技術情報 > クロルピクリン・D-D剤による臭化メチル代替防除技術の実証【病害虫防除所】

掲載日: 2008年7月23日

ここから本文です。

クロルピクリン・D-D剤による臭化メチル代替防除技術の実証【病害虫防除所】

(病害虫防除所技術情報No.8)

臭化メチル代替防除技術として、ハウス抑制メロン栽培に発生する土壌病害虫(えそ斑点病、黒点根腐病、ネコブセンチュウ)に対して、クロルピクリン・D-D剤(ソイリーン)の防除効果が認められ、処理経費も安くなると考えられた。

  1. 薬剤処理前後の土壌生息菌類および線虫類の調査では、細菌、放線菌に比べ糸状菌の菌量は大幅に減少し、線虫は処理後検出されなくなり土壌消毒の効果が認められた。
  2. 生育期間中および収穫終了後の調査において、えそ斑点病、黒点根腐病、ネコブセンチュウの発生はみられなかった。
  3. 薬剤処理経費を試算した結果、臭化メチルを施用した場合の約38%で経費は安くなった。なお、この試算には、土壌消毒機の価格および燃料代について考慮していないが、土壌消毒機を個人や共同で所有している場合は、それらの経費を考慮しても臭化メチルに比較して安<なると考えられる。

※図表等の詳細は、下記の添付PDFファイルをご覧ください。(ご覧いただけない場合は、「対象をファイルに保存」してお試しください)

病害虫防除技術情報(No.8)(PDF:367KB)

お問い合わせ

病害虫防除所

電話番号/(本所)023-644-4241(庄内支所)0235-78-3115