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掲載日: 2022年2月16日
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活着後は、分げつの発生を促進するために、水深2~3cmの浅水にして、昼間止水、夜間かんがいを行います。
水温の低い地域では、温水チューブの利用や調整水田を利用した温水田の設置等、水温を高める工夫をします。

分げつ期に湛水状態で高温が続いた場合には、生育に有害なガスが発生(湧き)することがあります。
湧きの程度に合わせて対策を行います。
| 状況 | 生育への環境 | 対策 | |
|---|---|---|---|
| 分げつ初期・中期 | 分げつ盛期 | ||
| 足を踏み入れても気泡が発生しない。 | なし | 
 | |
| 足を踏み込むと僅かに気泡の発生が見られる。 | なし | 
 | |
| 足を踏み込むと気泡の発生が多い。 | 根の活力低下 | 用水の更新 | 用水の更新 | 
| 足を踏み込むと盛んに気泡を発生する。 | 根張り不良 | 用水の更新 | 用水の更新 | 
| 晴天時自然に気泡を発生し、音が聞こえる。また水田を歩くと著しく気泡を発生する。 | 根の伸長阻害 地上部黄化 | 夜間落水 | 間断かんがい 夜間落水 | 

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