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さくらんぼの礼肥

高品質なさくらんぼを毎年、安定して生産するためには、充実した花芽をつくることが重要です。さくらんぼの花芽は、6月頃から作られはじめており、すでに来年に向けた準備が始まっています。さくらんぼは、収穫後から9月の基肥までの期間が長いため、消耗した樹体を回復させるために、収穫後、速やかに礼肥を施用します。
礼肥の施用量は、年間施肥量の2~5割程度を基本としますが、今年、着果が多かった樹や樹勢が低下している樹、豊産性の「紅秀峰」は5割以上にしましょう。施用する肥料は、できるだけ早く樹体に吸収させるため、速効性の肥料を用います。
また、礫質などの地力の低い土壌の園地では、礼肥を行ってから、基肥を施用する9月までの間に肥料が切れてしまう場合があるため、8月にもつなぎの肥料を施用しましょう。
なお、肥料は水分がないと吸収されにくいため、雨よけ被覆を、収穫後、できるだけ早く、除去し、施肥時期に乾燥が続く場合は、かん水を実施しましょう。

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