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秋に出荷する県産トルコぎきょうは、草姿のバランスが良く、ボリューム感もあるため全国的に高い評価を得ています。高品質なトルコぎきょうを生産するには、健全な苗作りが重要です。今回は、育苗管理の大切なポイントを紹介します。
これから気温が上がってくる時期の育苗で問題となるのが苗のロゼット化です。ロゼットとは、葉が放射状に重なり、茎が伸びず、花が咲かなくなることで、苗が小さいうちに高い温度に遭遇することで発生しやすくなります。
そのため、ハウスを遮熱資材で被覆したり、ハウスの側面を開放するなどの対策を行ってできるだけ涼しく管理し、ロゼット化を防ぎます。
次に、水管理です。発芽が揃うまでは、土の表面が乾かないように管理します。ミスト装置で灌水を行う場合は、タイマー等を使用して、1日に4~8回程度を目安に灌水します。本葉が出始める時期から定植までは、粒径の細かい散水器具で、毎日灌水しましょう。
5月も気温が高くなることが予想されています。高温と乾燥を避ける管理で、ロゼット化しない健全な苗を育てましょう。