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米の安定生産を支える土づくり

 記録的な高温となった令和5年に続き、令和6年、7年も猛暑や大雨、干ばつなど、極端な天候が続きました。今日は、米の収量、品質、食味を安定的に維持するための土台となる土づくりのポイントを三つ紹介します。
 一つ目は、堆肥などの有機物を施用し、地力を向上させ、土壌の通気性や透水性を高めることです。そうすることで、高温時の稲の消耗低減や、根の活力維持といった効果が期待できます。ただ、過剰に施用すると米の食味が低下しやすいので、適量を施用することが重要です。
 二つ目は、ケイ酸肥料等の土づくり肥料を施用し、イネが必要とする養分をバランスよく供給することです。イネはケイ酸を沢山吸収しますが、近年、土づくり肥料を施用する人が減少した結果、土壌のケイ酸の量が減少しています。ケイ酸肥料を施用し、イネのケイ酸含有率を高めることで、葉がまっすぐに立って受光体勢が良くなり、光合成が促進されるとともに、根の活力も高まり、収量が増加します。土壌分析を行って、効率的に必要量を施用しましょう。
 三つ目は、作土が15cm程度になるように耕耘することです。作土深を十分確保することで、イネの根域を広げ、根の養分や水分の供給力を高めることができます。
気候変動に負けない米づくりのため、今年の土づくりの計画を確認しましょう。

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