ここから本文です。
近年、豪雨や大雪、地震などの自然災害が頻発・激甚化しています。また、本県では冬期間の突風や豪雪による園芸施設の被害が毎年発生しています。
これからの時期は、大雪によるパイプハウスの倒壊が心配されるため、雨よけ施設や冬期間使用しないハウスでは、降雪前に被覆資材を外しましょう。また、ハウス被覆資材に破損個所があると、雪が滑落せず着雪しやすくなるため、本格的な降雪時期に入る前に、補修しましょう。
次に、気象災害のリスク回避のため園芸施設共済などの農業保険に加入し、「備えあれば憂いなし」の農業生産体制を構築することが重要です。
園芸施設共済は、ハウス本体や被覆資材の他に冷暖房設備や換気設備などの附帯設備も加入でき、被覆していない期間の本体事故も補償対象になります。また、特約を付けることで一万円を超える小さな損害から補償されることに加えて、築年数にかかわらず新築時の資産価値まで補償を受けることができます。万が一の場合に備えて加入しましょう。
園芸施設共済の具体的な内容やお申し込みはお近くの農業共済組合にお問い合わせ下さい。